幼なじみと恋物語




「……晴!」




焦って、少しうわずった声で呼んでしまった



中から、水のはねる音がした



案の定、晴は寝ていた



髪の毛を拭いながらリビングへ来た晴



すごく色気があった



紅潮した頬に、ショーパンから覗いた白い足



胸元がゆったりとしたTシャツを着ている



さらに、艶のある黒髪は、濡れて輝きを増していた




「ごめんね。長く入っちゃって」


「いや、いいよ。俺も入ってくるから、先に部屋行ってて」


「わかったー」




晴が2階へ行ったのを確認してから、長い長いため息をついた









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