男子校での学校ライフ
寮には前日に入れる。
部屋はシングルではなく二人部屋である。
中にはすでに焦げ茶に薄茶の瞳の男子が雑誌を読んでいた。
「ああ君が今日から入るんだよね。
俺は1年の久瀬翔馬(クゼショウマ)趣味は菓子作りとアクセサリー作りだ」
『僕は紘月頼。
趣味は料理とか洗濯かなあ』
「紘月頼か。
俺は特待生なんだよ。
俺の家はやくに両親亡くして姉ちゃんが親代わりでさ下に弟が3人妹が一人なんだ。
だから俺が家事やってたんだけど高校入学と同時に寮にはいることにしたんだ」
寮の分はただじゃないけどと笑っている。
彼は明るい性格なようだ。
翔馬は家事は分担制にしようと紙を取り出す。
「俺は家事できるけど苦手なんだよな洗濯」
『じゃあ洗濯は僕がやるよ。
ごみすてはどうする?』
「ゴミ捨ては月から木は俺がやるよ。
金から日は紘月に任せる」
意外と几帳面なようだ。


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