ダブルスウィッチ
締まり具合だって、それほど経験もないから、まだまだいい方なんじゃないかと思っていた。
足を揃えて座っていた体を、ソファーの背もたれにそっと預けてみる。
おずおずとショーツに手を伸ばすと、少しだけ足を開いた。
ゆっくりとそこに触れ、人差し指と中指を少しだけ動かしてみる。
3年も触れられていないそこは閉じたままで、広げてみると快感が走った。
「……ん」
だんだんと水音が増していき、ゆっくりと中指を沈めてみる。
ズルズルと呑み込まれた指を、中がキュッと締め付けた。
足に力が込められる。
「は……んんっ」
ビクビクと体が震え、そのままグッタリと弛緩した。
息を上げながら指を引き抜く。
途端に背徳感が襲ってきて、自己嫌悪に陥った。
だけど……と彩子は思う。
まだまだ私だってすてたものじゃないはずだ。
濡れた指先を見つめながら、しっかりと締め付けていたことを実感する。
亮介に抱かれたいと強く思った。
彼女を抱くように私にも触れてほしい。
足を揃えて座っていた体を、ソファーの背もたれにそっと預けてみる。
おずおずとショーツに手を伸ばすと、少しだけ足を開いた。
ゆっくりとそこに触れ、人差し指と中指を少しだけ動かしてみる。
3年も触れられていないそこは閉じたままで、広げてみると快感が走った。
「……ん」
だんだんと水音が増していき、ゆっくりと中指を沈めてみる。
ズルズルと呑み込まれた指を、中がキュッと締め付けた。
足に力が込められる。
「は……んんっ」
ビクビクと体が震え、そのままグッタリと弛緩した。
息を上げながら指を引き抜く。
途端に背徳感が襲ってきて、自己嫌悪に陥った。
だけど……と彩子は思う。
まだまだ私だってすてたものじゃないはずだ。
濡れた指先を見つめながら、しっかりと締め付けていたことを実感する。
亮介に抱かれたいと強く思った。
彼女を抱くように私にも触れてほしい。