絶対に越せないライバル


魁に最後に聞かれた言葉。
“この話を聞いても悠を好き?”

“当たり前だよ!そう簡単に嫌いになれない。”

私には絶対に越せないライバルがいた。
どんなに頑張っても、どんなに私が悠斗のことを好きでも、純麗さんを越せない。

悠斗はまだ純麗さんをひきずってる。
私はどうすることもできなかった。

悠斗と純麗さんには見えない糸で繋がってる。
だけど、諦めきれない。

悠斗にこの気持ちを話してみよう。
悠斗にとっては迷惑かもしれない。
だけどこの話を聞いて、悠斗に想いを伝えないといけない気がした。
< 17 / 35 >

この作品をシェア

pagetop