嘘
嘘
お互いが重ねた嘘
私も数々の嘘を悠斗についてきた。
でもね、それは悠斗に愛されたかった証。
その嘘が残してくれたのは、悠斗の中での偽りの私。
悠斗…今思えば、悠斗も嘘ついてたのかな?
悠斗も嘘に嘘を重ねてたのかな?
私はもう知るよしもないよね。
お互いが嘘を重ね続けた理由は、寂しかったからだよね?
悠斗、今はなにをしてますか?
悠斗、幸せになってください。
嘘で嘘を重ねた私たちだから、なにが本当かは誰にもわからないよね。
悠斗、私は本当に大好きでした。
夢のような時間にさよなら。