嘘

自覚した想い

毎日メールしてる間に、悠斗への気持ちが少しずつ成長していった。

“悠斗は、彼女とかいるの？”

“いないよ。忘れられないやつがいるから…”

“そうなんだ！私もいないよ。”

悠斗には、忘れられない人がいた。
やっぱり私は、悠斗の中では購読者の一人でしかないのかな。
私はこんなにも大好きなのに…

悔しかった。
悠斗の中に誰かほかの人がいることが。

悠斗私を愛して…！