イケメンSPに守られることになったんですが。


「……しょうがない人だな……」



亮司さんが呆れ気味に言う。


そして、大きな手で優しく私の額を何度かなでると、部屋の外へ出ていってしまった。


そして完全に眠りに落ちる前、亮司さんがどこかへ電話しているのが、聞こえたしがした。








「高浜だ。至急調べてもらいたいことがある。

中園さんの……前の恋人について、だ」





< 161 / 438 >

この作品をシェア

pagetop