イケメンSPに守られることになったんですが。


「女性じゃなくてすみません。
中園さん、どうかよろしくお願いします。
俺を、信じてください」



周りを無視して、高浜さんが私に右手を差し出す。



「はあ、こちらこそお願いします」



私は躊躇しながらも、その手を軽くにぎった。


こうして私の運命は、高浜さんと特殊班に委ねられる事となった。




< 36 / 438 >

この作品をシェア

pagetop