俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
………っ。
驚いたと同時に、一つの大きな想いが芽生えた、あの時。
その笑顔はジラジラと途切れて、やがてプツリと消えた。
遠い日の記憶は今でもずっと変わらない。
2人の幼なじみの存在…
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「…くや…、さーくやっ」
「………ん」
……何だ…
「起きてよーっ」
透きとおった声が聞こえて、肩を軽く揺すられた。
ぼんやりと意識が戻ってくる…。
「姫……」
「やっと起きたーっ」
目の前にはいつもの笑顔を見せる、姫の姿があった。
「…今、何時だっけ?」
「17時だよっ」