俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
サアーっと血の気がひいたと同時に、恐ろしい現実に引き戻される。
「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで告白っ!!てか、言う前に大好きとか言っちゃってんじゃん!」
「これくらいしとかなきゃ、あんた言えないでしょ?」
言えないけど…、臆病だけど…っ!!!
「そういう問題じゃなくて!あたし咲夜に嫌われてるかもなんだよ!そんな時にこんなLINEしたらひかれちゃうじゃん!!」
「それは大丈夫よ」
律はニコリと微笑んだ。
その根拠のない自信が怖すぎる。
だって、だいすきにハートマークなんて、まるで恋人におくるLINEだよ。
というか律はどこでこんなLINEテクを覚えたんだ…。
ギャグなのかネタなのかわからない状況に、涙の滝が止まらない。
あたし、どんな顔して咲夜に会えばいいの……っ!!!