俺様orクール?幼なじみのお姫様♥

いつの間にインターバルに入ったのだろうか。


いきなり視界の真正面にとびこんできたー…



「咲夜っ!」


「タオル忘れたからそれ貸して」


「あ、うんっ」


首にかけていたタオルを取って差し出した。



「ありがと」


あっという間にコートに後ろ姿が消えていく。


今、咲夜が……



見送る手がぷるぷると震えてくる。



ゆ、夢のような話……


咲夜があたしのタオルを…っ!


返ってきたらもう絶対洗わなーいっ!!!



頭の中が一気にお花畑に変わり、蝶が飛んでいる。


はぁあ、今日はなんていい日なんだ!


面倒だった仕事も楽しく感じて…



「うわあ、キモ…」

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