俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
魔法のコトバ
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すれ違ったままの心。
あたし達の関係はぎくしゃくしたまま、文化祭当日を迎えていた…。
「うわっ、姫ちゃんかわいい~!」
「本物のお姫様みたい!」
衣装をに着替えて舞台裏に出ると、クラスの子達から歓声が上がる。
かわいいなんて…。
なんだか照れくさい。
衣装係の子が毎日遅くまでかけて作ってくれた衣装。
ふわふわのレースにきらきらがついて、本物の白雪姫の衣装そっくりだった。
…普段こんなドレスを着ることないからドキドキしてる。
舞台の方から歓声が聞こえてきた。
二つ前のクラスの出し物が終わったようだ。
次のクラスの発表が終わればあたし達の番………
「ふーん、似合ってるじゃん。馬子にも衣装だな」
意地悪な声に振り返る。