俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
「うそ……っ」
ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
咲夜から聞いたのは、予想外の言葉。
その言葉をどう受け止めていいのか、
幸せな事実にまた悩ませられるんだ。
咲夜のことが大好きだから……
「ごめん。困らせたよね。
姫には翼がいるのに」
そう言って立ち上がる…
その手を握った。
「ちがうよ…っ」
あたしね、
咲夜ことはなんでもわかってるつもりだったの。
きっと咲夜もあたしのこと、同じように思ってくれてた。
幼なじみという近すぎる距離にかけられた魔法。
解く鍵をくれたのは
"せめてもの慰めに、僕の口づけを受け取ってほしい
なんて言うと思った?"
意地悪で俺様な…