俺様orクール?幼なじみのお姫様♥


「姫」


「咲夜…っ!」



あたしの顔を見ると咲夜はにこっと微笑んだ。


その笑顔だけで心の奥がきゅんと音を立てたというのに…



咲夜の恰好…っ!


ふだんは制服かジャージなのに、今日はドラマに出てくる男の子みたいにお洒落な私服。


前髪も流す方向がいつもと違っていた。



かっこよすぎるっ!!


ぽーっと咲夜を眺めて立ちつくす。



「どうしたの…?」


「っえ、な、なんでもございませんっ」


「なにその言葉」



咲夜がクスッと笑う。


…はずかしい//

緊張しすぎて挙動不審になってる。


これからデートだというのに、心臓が一日持つ気がしないよ!

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