俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
「い、いいよっ!高いし…」
憧れるけど高校生のあたし達には桁が一桁違うものばっかり。
「別に。俺ほとんどお金使わないから大丈夫だけど?」
確かに咲夜はバスケ一色で、お金遣いが荒そうに見えないけど…っ!
さすがにそこまではさせたくないっ!
「いいの!あたしクリスマスはぬいぐるみが欲しいの」
それならあまり高くないはず!
あたしもプレゼント用意しようと思ってるから、それくらいはいいよね?
「わかった」
「じゃあそろそろ帰ろうかっ。遅くなってきたし!」
「そうだね」
腕時計を確認した咲夜が店の出口へ向かうのを見てほっとする。