俺様orクール?幼なじみのお姫様♥


「ごめん待たせて」


「いいよっ!欲しいものでもあったの?」


「うん、そんな感じ。


一目で気に入っちゃってさ」



笑顔で袋を眺めている咲夜はなんだか新鮮だった。


買い物とかしてても全然興味なさそうなんだもん…。


だから咲夜が欲しいものを買えてよかったな。



ほっこりしたままその日は家路についた。



──────────────


今日はありがと。
また明日。


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夜にそれだけのシンプルなLINEが届いた。


そっけなくて咲夜らしい。


でも今日のデートを思い出して、なんだか幸せな気持ちになったの…。


でも返事を返そうとスマホを握り締めたまま、眠ってしまっていたんだ。



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