俺様orクール?幼なじみのお姫様♥


ママの声にせかされるように飛び出した。



「おはよう咲夜っ!」


「おはよ」



バスケ部の黒いウェア姿に、足下には青いトランク。


まだ眠そうに微笑む咲夜の元に走り寄る。


2月なのに外は寒くなくて、青空まで広がっていった。



「晴れてよかったねっ!」


「ん…」



涼しい空気も眠い頭にはちょうどいいくらい。



「ふふっ、楽しみだな」



にまっとしながらトランクを見つめる。


もちろんそれはチョコレートの入っている場所。



「じゃあ行こうか」


「うんっ」



咲夜の声を合図に学校に向かって歩き出す。


お天道様にも微笑まれながら、


初めての合宿がいよいよスタートですっ!!


< 252 / 393 >

この作品をシェア

pagetop