俺様orクール?幼なじみのお姫様♥


自分を犠牲にしても、相手の幸せを願える。


幼なじみなんて、恋人なんて


そんな言葉なんて全然足りないくらい


かけがえのない存在。


そんな幼なじみ2人で出会えて俺も変わったと思う。


ずっと手にしたかった姫の笑顔を、何より守りたいと思うようになった。



だから…。



「姫」


「なに…?」


「今度こそちゃんと、幸せになれよ」


「……うん、ありがと」



やっと見れたその笑顔だけで、俺は幸せだ。



「気持ちに正直になったらさっさと行けよ。咲夜のヤツ、ずっとおまえを待ってると思うぞ」


「……そうだといいけど」



それでもなお、不安そうな表情を浮かべる姫がおかしくて仕方ない。


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