俺様orクール?幼なじみのお姫様♥


心配しなくても、咲夜は朝までだって待ってると思うけどな。



「大丈夫だよ」



姫の頭をわしゃわしゃと撫でる。


姫はくすぐったそうに片目を閉じる。



「俺らの関係はそんな小さなことで壊れたりしない。

おまえに振られた俺でも2人が大切なのは変わらねえんだから」


「うぅ…ごめんなさい」



バカ。

食いつくとこはそこじゃねえだろ。


空気を壊したくないから今は言わないでおいてやるけど。



仕方ないから顔を近づけて、ニッと笑ってやった。



「信じろってこと。

俺らの関係を」


「……う、うん…//」



スイッチを入れたかのようにぽぽんと赤くなる顔。


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