俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
「俺さ、翼達みたいにバスケ上手くなりたくてさ。内緒で特訓してるの。
友達なら、本探すのくらい手伝ってくれるだろ?」
まあ…、それくらいなら。
加藤君、バスケに一生懸命みたいだし。
「わかった、手伝うよ」
「やった!ありがと~!」
そのままぎゅっと両手を握られた。
わ、わわわっ///
「か、加藤君っ……//」
部活中なのに恥ずかしいよっ//
「じゃあ練習終わったらな!楽しみにしてるからっ」
そんなあたしなんかお構いなしに、加藤君は部活に戻っていった。
はぁ……っ。
なんかすごくびっくりしたよ。
友達でも手握ったりするのかな?
なんて思いながら顔を上げると、向こうのコートの翼と目が合った。
あ……。
睨みつけるような視線。
だけど…。
ぷいっとあたしは顔を反らした。
翼には関係ないもん!!!