俺様orクール?幼なじみのお姫様♥
翼には小さな頃から、からかわれてばっかり。
というか、意地悪されて泣いていた記憶しかない。
そして翼はそれを楽しそうにしてるんだから心底正確悪いと思う。
天性のサディスト。
「翼なんか大ッ嫌い!!」
あたしはガンをとばしながら思いっきり睨んでやった。
「……朝から騒がしい」
耳を塞ぐような仕草で目の前に現れる。
藤城咲夜(ふじしろ さくや)。
あたしの家の左隣に住んでいる。
「近所迷惑じゃん、やめなよ、翼も姫も」
そう言ってあたし達の間に入る。
「咲夜、ごめん」
「別に…」