【完】一途な君に恋してる*



また、胸が締め付けられた感じがした。



あたしいったい、どうしちゃったのよ…。



初めてよ、こんなことは…。



「工藤くん。早く委員会の仕事終わらせないと、あたしの家入らせないからね」

「さっき立ち聞きしてたのは、どこの誰でしたっけ?」

「す、すみませんでしたぁ…」



工藤くんは、あたしにだけこんな感じ。



お姉ちゃんには、優しいのに…。

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