【完】一途な君に恋してる*
「すごく、大切な奴なんだ」
「そう、なんだ…」
工藤くんに告白した学園のマドンナさんは、今にも泣き出しそうなくらいの涙目。
そしてあたしは、その姿を見て泣いてしまった。
貰い泣きって、やつ…?
いや、マドンナさんは泣いてないか。
ここで、自己紹介をします。
あたし、山崎波流(やまさきはる)。
高校1年生。
ちなみに工藤くんも、高校1年生でーす。
以上で、終わらせていただきます。
「どんな、人なの?」
マドンナさん、意外と攻めますねぇ。