大きな野に黒い木
次の日ウチはメイ先輩のとこに行った。
「あっ。まゆりん来たのね。」
「遅れてすみません」
「いいのいいの。」
「・・・。」
「で?悩みは?」
「え~っと…。まぁ~…。」
「何なのよぉ~。メイ姉さんにも言えないこと?」
「いやっ。言えます。」
「じゃ。何?」
「彼氏です」
「彼氏?」
「彼氏のことで相談です」
「どうした?」
「モテモテで、困るんです」
「ふぅ~ん。そんなにイケメンなんだ」
「はい。あとウチいま、抗椰のこと好きかわからないし…。」
「えっ?」
「だって。ウチ可愛くないしバカで何もできないし
彼女らしいこと何もできないし…。」
「…。まゆりん。」
「?」
「まゆりんは、まゆりんじゃない?
彼氏のこと大好きでしょ?」
「…。わかりません。」
「いや、わからなくないんじゃない?
ただ自分に自信がないんじゃない?」
「・・・。」
「彼女としてうまくやっていく自信が」
「せんぱ…い」
ウチはその時自分に悔しくて泣いた
抗椰に似合うような女の子になりたくて
頑張った、でも、もう自信がない…。
抗椰はもうウチなんかより
可愛いコがいっぱいいるもん。
いつだって浮気しようと思えばできる。
「抗椰くん。待ってるよ。まゆりんが心
開いてくれる時を」
「・・・。」
「だから、ね?頑張って行ってきな。
抗椰くんのとこ。きっと待ってるよ、本当のまゆりんを」
「はい。」
そのあと私はメイ先輩に挨拶して
抗椰のとこに向かった。
もう自分に嘘をつかない抗椰に
伝える。今の私が思っている思いを。
「あっ。まゆりん来たのね。」
「遅れてすみません」
「いいのいいの。」
「・・・。」
「で?悩みは?」
「え~っと…。まぁ~…。」
「何なのよぉ~。メイ姉さんにも言えないこと?」
「いやっ。言えます。」
「じゃ。何?」
「彼氏です」
「彼氏?」
「彼氏のことで相談です」
「どうした?」
「モテモテで、困るんです」
「ふぅ~ん。そんなにイケメンなんだ」
「はい。あとウチいま、抗椰のこと好きかわからないし…。」
「えっ?」
「だって。ウチ可愛くないしバカで何もできないし
彼女らしいこと何もできないし…。」
「…。まゆりん。」
「?」
「まゆりんは、まゆりんじゃない?
彼氏のこと大好きでしょ?」
「…。わかりません。」
「いや、わからなくないんじゃない?
ただ自分に自信がないんじゃない?」
「・・・。」
「彼女としてうまくやっていく自信が」
「せんぱ…い」
ウチはその時自分に悔しくて泣いた
抗椰に似合うような女の子になりたくて
頑張った、でも、もう自信がない…。
抗椰はもうウチなんかより
可愛いコがいっぱいいるもん。
いつだって浮気しようと思えばできる。
「抗椰くん。待ってるよ。まゆりんが心
開いてくれる時を」
「・・・。」
「だから、ね?頑張って行ってきな。
抗椰くんのとこ。きっと待ってるよ、本当のまゆりんを」
「はい。」
そのあと私はメイ先輩に挨拶して
抗椰のとこに向かった。
もう自分に嘘をつかない抗椰に
伝える。今の私が思っている思いを。