大きな野に黒い木
最近抗椰は

毎日のよーに

呼び出しくらってる。

なにやら告られてるらしい…。

ウチには関係ないけど

抗椰の彼女として

見てらんない。

ってか焼きもち焼いちゃうっっ

バカバカウチのバカ~~

焼きもちなんて焼いちゃいかんっ

だって抗椰はうらぎらないもんっ。

「まゆちゃんだよね?」

「はッはい。」

めっちゃ可愛くてロングの人だ~

誰だろう?

「抗椰君ウチにくれない?」

え~。抗椰。先輩にもモテんのかいっ

「え~と~…」

「付き合ってるんでしょ?」

「えっなんでそんなうわさが…」

「抗椰君が言ってたわよ~」

抗椰いっちゃったんだ~

とりあえず断んなくちゃ。

「抗椰はあげれませんっ。」

「やっぱつきあってたんだ~」

「まぁ。」

「抗椰君かっこいいもんね」

「はい。」

「じゃ~駄目かっっ」

「はい。」

「んっまぁ~。あきらめるしかないね」

「すみません。」

「いいの。いいの。」

「…」

「それより抗椰のこと狙ってる人
いっぱいいるからきをつけてね」

「はい。」

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