拾ってください!!《結婚しました!音々version》

「できません。

 でも、いいんでしょうか。

 私はここにいても…

 そんな、いつまで?」


「好きなだけいていい。

 乗りかかった船だ。

 行くとこないくせに遠慮すんな。」

そう言いながらも少しも視線合わせない八起さん。

でも、耳まで真っ赤に見えるのは気のせいですか?

少しうぬぼれてしまう。



「八起様!大好きです!」

わざと、明るく言ったけど、

心臓はますますドキドキ大きな音を立てる。




< 63 / 141 >

この作品をシェア

pagetop