拾ってください!!《結婚しました!音々version》
久しぶりに行った実家は、
すっかり知らない家になっていた。
私の存在はまるではじめからそこにいなかったように。
そうね、もともとこのうちには関係のない人間なんだから、
拒否されると思っていたら、
あっさり迎えられて、
書類に署名をしろと言われた。
この家とは、まだ、私の知らないとこでまだつながっているんだと
ぼんやりとしていたら、
「なんですかこれは?
遺言の一切を放棄するって?
その遺言書はどこに?それを見せて頂いてから検討して
本人がサインするものですよね?
それにこれは、音々さんが受け取りになっている保険ですね?
どうするつもりなのですか?」
すっかり知らない家になっていた。
私の存在はまるではじめからそこにいなかったように。
そうね、もともとこのうちには関係のない人間なんだから、
拒否されると思っていたら、
あっさり迎えられて、
書類に署名をしろと言われた。
この家とは、まだ、私の知らないとこでまだつながっているんだと
ぼんやりとしていたら、
「なんですかこれは?
遺言の一切を放棄するって?
その遺言書はどこに?それを見せて頂いてから検討して
本人がサインするものですよね?
それにこれは、音々さんが受け取りになっている保険ですね?
どうするつもりなのですか?」