HAPPY★LIFE〜ひとつ屋根の下で〜
「あー!アイツら遅過ぎだっ!」
『仕方ないって思えよ流斗。女子は準備が遅いって事は昔からだろ?』
「昔からとか知らねーよ!だいたい昔から遅いってお前が今考えた名神だろうがっ!」
『まぁ落ち着け。ほら来た。』
やっと来たか。
てかマジ流勝ウゼー!
ぜってー何か仕返ししてやる!
『準備遅くなってゴメンね?』
優が申し訳なさそうな顔で謝る。
可愛い顔しやがって…
許すしかねーだろ?
『いーのよ優?女の子が準備が遅いって知らないコイツらが悪いの。』
倉橋が優に言い聞かせる。
俺コイツだけは訳分かんねー。
『まぁいいわ!じゃあ出発!』
しかも倉橋が仕切ってるしよ!?
俺達は温泉旅行に旅立った。