HAPPY★LIFE〜ひとつ屋根の下で〜

「あー!アイツら遅過ぎだっ!」

『仕方ないって思えよ流斗。女子は準備が遅いって事は昔からだろ?』

「昔からとか知らねーよ!だいたい昔から遅いってお前が今考えた名神だろうがっ!」

『まぁ落ち着け。ほら来た。』

やっと来たか。
てかマジ流勝ウゼー!
ぜってー何か仕返ししてやる!

『準備遅くなってゴメンね?』

優が申し訳なさそうな顔で謝る。
可愛い顔しやがって…
許すしかねーだろ?

『いーのよ優?女の子が準備が遅いって知らないコイツらが悪いの。』

倉橋が優に言い聞かせる。
俺コイツだけは訳分かんねー。

『まぁいいわ!じゃあ出発!』

しかも倉橋が仕切ってるしよ!?






俺達は温泉旅行に旅立った。
< 108 / 119 >

この作品をシェア

pagetop