HAPPY★LIFE〜ひとつ屋根の下で〜
『よ、よし!じゃあご飯食べちゃおう!ね?流斗君?』
優は俺を振り払ってテーブルについた。
『ほらっ!早く食べないと遅刻するよ!?』
どっかのお母さんから聞いた事あるような言葉。
一生懸命言ってくれてるみたいだけどさ…
「お前…今日学校行くわけ?今日は土曜日だから休みだと思うけど?」
『そ、そうだった!あたしバカだぁ!流良さんと流勝君が朝早く行くって言ってたからてっきり…』
ちなみに流良兄貴は会社に出勤。
流勝は朝から晩までサッカーの練習。
まぁ俺はまだ部活入ってねーし今んとこ入りたい部活ねーし。
今日早く起きたのは優が起きたからだったりするしな…
「マジおもしろい…。どこまで抜けてんだよ…?」
『わ、笑わないっ!』
優は恥ずかしそうにソファーに座った。
『もう…何かまだ朝ごはんいらなぁーいっ!』
優は相当恥ずかしかったらしく朝飯を食うのを止めた。