HAPPY★LIFE〜ひとつ屋根の下で〜

耳元で囁かれる…
耳に体中の神経が集中してるみたい…

『誰にも…やらねーからな…?』

「うん…」

あたしは恥ずかしくて、下を向いたまま言った。

キーンコーン…

『あ、予鈴。』

「あ、あたし!授業行かなきゃ!じゃあね、流斗君!」

『おぅ。ごちそうさま。』

流斗君を見ると、意地悪く笑っていた。
‘ごちそうさま’って…

「顔…熱い。」

あたし…ドキドキを止める事はできないみたい…
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