貧乏人大逆転人生☆

第三章 転機

ある日、これからの事を考えていたら、
私の前に男の人が立ち止まっていた。

「あの、友梨様でしょうか?」

人生初の様呼び⁉な、なんだろう。

「はい…。なんですか?」
「申し遅れました。司様の執事でございます。」

は?司様って?

「あの、誰ですか?」
「え?司様をご存知ないのですか?」
「はい。」

執事?だか知らないけど、めちゃくちゃ驚いてるよ。そんな有名な人なのかな?

「司様は、とあるビジネスホテルの社長です。あなたもご存知だと思いますよ?
ティアラホテルを…。」
あ、ティアラホテル…貧乏人でも知ってる。
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