年下な君に夢中なんですッ!


 そう。あたしの両親は、
 仕事の関係で海外にい
 っている。




 だから小さい時からあ
 たしは一人だった。




 たまに海外から帰って
 きてくれる両親との会
 話は大好きだった…け
 どそんな楽しい時間も
 年に数回程度。




「はぁ…。行こっと」




「あッバスきてる」




 丁度ナイスなタイミングで
 バスが来ていたから、
 あたしはかけ足でバス停ま
 で行き、バスに乗り込んだ



「…げっ」




 今の可愛くな~い声の持ち
 主は、もちろんあたしの声
 なわけで…



< 42 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop