年下な君に夢中なんですッ!


 なんでそんな声をだしてし
 まったかと言うと…




「なんだ、あんたか。
 今日は早いんだな」




 あの美少年が本を読みなが
 ら目の前に座っているんだ
 もの。




「なんでたってんの?
 座れば?」




 ポンポンと自分の座る隣の
 席を軽くたたく美少年君




「…あ、あたしは違う席に
 すわ…ぎゃ」




 美少年君に腕を引っ張られ
 ちゃって最後まで言葉は言
 えず、隣に座ることになっ
 てしまった。
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