年下な君に夢中なんですッ!

 な~んて会話をしている。
 ま、こんなこと誰も知って
 いるわけがないけど…


 あたしは、こうゆう会話が
 始まるとたいていは用事を
 つくってその場からいなく
 なったりする。


 自分の意見で、

「そんなことない」とか

「悪口なんてくだらない」

 なんて言ったらまた過去に
 あったことのようになって
 しまいそうだからだ…

 人間なんて信用するだけ
 無駄なのだ…


 だから、あたしは自分とい
 うものを、つくって毎日の
 生活をおくっている。


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