【完】好きになっちゃダメッ!
「……はやとぉ…」
あたし、どうすればいいんだろ。
明日になったら、あたしが告白したことが学園中に広まってるはず。。。
本当に、どうしよ…。
「あの子泣いてるよ」
「本当だ。振られたのかな?」
ご、ごもっともです。
もぉ、やだよ…。
「何泣いてるんだよ?」
この声は…
「…隼人!?」
何でここに、いるの?
あたしのこと、振ったのに。
「俺は何も言ってないんだけど?勝手に振られた気分になるとか、勘違いもほどほどにしねぇと」
確かに、ちゃんと聞いてない。
「それじゃ、ちゃんと聞かせて?」
勇気を振り絞って、聞いてみた。