誠の旗の元で 「続編つけたし中」
走って、走って、走った。
まるで屯所に来てすぐの、あの日のように...
あ、ここで鴨と出会ったんだ。
気付いたらあの日と同じ場所まで来ていた。
「また泣いているのか?」
そして、今日もまた出会う
「前も、今日も泣いてなんかない。」
フンッ
鼻で笑った鴨は、そのまま何処かへ行ってしまった。
その後ろ姿が歪む。
涙という
私には最も似合わない水が
頬を次から次へと伝っていった。