誠の旗の元で 「続編つけたし中」
ショックで足に力が入らず、壁に凭れた。
私が斬った?
大阪で
私が斬った?
私が2人を傷つけた?
ハァ、ハァ、ハァ、
どんどん荒くなる呼吸。
それに比例して、どんどん体中の力が抜けていく。
「そろそろ夕餉の時間じゃね?」
「もうそんな時間か。
早く行かねぇと、副長に怒られるな」
そんな会話が聞こえ、足音が近付いてくる。
中の隊士が出てくる前に最後の力を振り絞りその場をなんとか後にした。