誠の旗の元で 「続編つけたし中」



「今日はもう切り上げようか。」


沖田の声に隊士は喜びの声をあげる。


...こんな早くに切り上げるの…?


疑問の答えはすぐに出た。


鴨を暗殺するために、島原へ行くんだ…


それが分かったから、もう一度強く決意した。



私は、鴨を守る。



「沖田!」


隊士を帰らせ、自分も帰ろうとしている沖田を呼び止める。


「ちょっといい?」


「わかりました」


沖田も何かを決意したような顔で、返事を返してきた。


そして、私たちは隊士とは反対方向に歩き出した。



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