誠の旗の元で 「続編つけたし中」
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にらみあう千蒼ちゃんと土方さんの姿を目に捉えながら、神経は芹沢さんの動きに集中する。
さすがに局長で近藤さんと肩を並べるだけあって強い...
この人をきれるのか？
正直不安だった。
このまま斬ってしまっていいのか、
千蒼ちゃんが僕たちを敵にまわしてまで守ろうとしている芹沢さんを...
「総司、斎藤。
お前らのどっちかで大里を
とめてくれねぇーか？」
「千蒼ちゃんをですか？」
島原へ行く前に土方さんが総司と一くんに言った事を思い出していた。
「出来るならあいつにはもっとこの世を見せてやりたい。
京と大阪だけじゃねぇ、他にもいろんなところへ連れていってやりたい。
俺達と同じ誠の旗を掲げるものとして...
この誠の旗の元で生きてほしい」
そう、言っていた土方さんは
まるで自分の子供を見るような目をしていた。
でも...
