誠の旗の元で 「続編つけたし中」



彼女が初めて僕の目の前に現れたとき、僕が彼女に持ったのは嫌悪だった…


多分これは同族嫌悪だったのかもしれない。


千蒼ちゃんは過去がある。


その過去がどんな過去なのか分からないけど、それが暗く、影があることは分かっていた。


僕は…


近藤さんに拾われなかったらす自ら死への扉を潜っていただろう。


あの頃の僕はただの脱け殻と化していた…


君はその頃の僕に似すぎていたから、あの頃の自分を見てるようでつらかった…


でも、なんとかいつもの自分を作ってたんだ







< 204 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop