期間限定彼氏
ただ、他のやつとはどこか違った。


廊下を通るたびにゆれる髪、香る瞳、華やかな声・・・。どれもが、輝いて見えた。



「あたしと付き合ってよ。」


「うん。」と言うしかなかった。


彼女の視線はどこか強い。まぁ、そんなことろに俺は魅かれていたのかもしれないけど。



彼女のキスはどこか切ない。


たぶんだけど、俺を他の誰かに重ねている・・・。



「他に好きな人が出来たの・・。」
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