復讐
コンサートにて。
想像してたより、硬くて筋肉質の腕は、
私をいとも簡単にソファーに押し倒した。

優馬様が、私のキャミソールを捲し上げ、
左胸の頂きを指で追う。
「嫌か?」
耳元で囁かれる声に、ピクンと体を震わせてから、首を横に振った。

嫌じゃない。
汗のにおいさえ、心地よい。
心臓が張り裂けそうなくらいドキドキしてる。

私の反応を見て、フッと嘲笑うように息を吐き出すと
ショーツに手をかけた。
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