冷たいお兄ちゃんと禁断の恋


家の前に着いた。



ここまで送ってもらっといて、
このままさようならじゃ悪い気がする。



こういう時、男慣れしてない私はどうすればいいか分からない。





「中野くん、もし時間あったらなんだけど、私の家でお茶していかない?」


「お茶…?」


「いっいやならいいの…っ
ただ、ちょっと…お礼を…」


「あぁ、そういうこと」







中野くんは笑う。



他に何があるというのだろう。







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