冷たいお兄ちゃんと禁断の恋


それからの俺の毎日は死んだも同然だった。


あの公園にも行かなくなった。



行くのは公園に花束を持って行くときだけ。












俺がいつもの様に花束を公園に持って行くと、ブランコに女の子が座っていた。









―この公園、いつも人いないのに誰なんだろう?












じっと見つめているとその女の子と目が合った。





女の子はこっちを見て微笑んだ。




幸せそうな笑顔で。






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