冷たいお兄ちゃんと禁断の恋







だから、俺は彼女に、

富田さんに救われたんだ。







小さな腕で、小さな体で俺を受け止めてくれた。






今でも鮮明に覚えてる。








それから彼女が好きになってたんだと思う。

















俺を救ってくれた子が今、俺の腕の中で涙を流している。







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