薇姫/獣帝




來哉は私の着ているカッターシャツの第二ボタンを外した。




『……っちょっと待て‼』




「黙れ。



痣残っていいのか?」




いや、そう言う問題じゃなくなった。




脱がすなら、別だ。




まぁ……体型は女な訳で。




胸の膨らみもある訳ですよ、私にも。





男装してても。




無いとか思ってた人、コッチの世界おいでよ。



シメてあげるから。(黒




『マジでやめろ‼』


三のボタン外そうとした手を掴んで横に逸らした。




「……黙れ。



抵抗すんな」



どこの王様気取りだよ。




『いい、家で自分でやる。』




私は内心焦っていたが、平静を装った。




< 89 / 430 >

この作品をシェア

pagetop