薇姫/獣帝
來哉は私の着ているカッターシャツの第二ボタンを外した。
『……っちょっと待て‼』
「黙れ。
痣残っていいのか?」
いや、そう言う問題じゃなくなった。
脱がすなら、別だ。
まぁ……体型は女な訳で。
胸の膨らみもある訳ですよ、私にも。
男装してても。
無いとか思ってた人、コッチの世界おいでよ。
シメてあげるから。(黒
『マジでやめろ‼』
三のボタン外そうとした手を掴んで横に逸らした。
「……黙れ。
抵抗すんな」
どこの王様気取りだよ。
『いい、家で自分でやる。』
私は内心焦っていたが、平静を装った。