いちごのような甘い恋。
「おいしいじゃん、たまごやき」
そういいながらあたしの隣に座るあいつ。
大嫌いなはずなのにドキドキが止まらない。
「か、勝手に食べないでよっ!」
「なんで?」
「な、なんでって、あたしのだもん!」
そんな会話をしていると、彩美があたしに話しかけてきた。
「り、りこ!か、神崎君と友達なの!?」
「なんでそんなあわててるの?
てか、友達な訳ないじゃ「そう、友達!」
そう言って、肩を組んできたあいつ。