いちごのような甘い恋。
「莉子、今日も図書室来るの?」
「んー、わかんない。」
そう言うと流星は、
「俺行くつもりだから
莉子も来いよ」
そう言った。
高鳴る鼓動よ!おさまりたまえ!
「な、なんで?」
「ん?1人はやだから」
何その理由!意味わかんないし!
「約束だから。来なかったら怒るよ?」
そう言ってあたしたちはばいばいした。
流星の前では嫌がってたあたし。
だけど、本心は楽しみで仕方がなかった。