いちごのような甘い恋。





-流星side-




もっとこっちによってこない莉子に

なぜかむかついて腕をひっぱってやった。


ほっぺが赤い莉子と目があう。


その瞬間俺は莉子にキスをした。



「流星?」



名前を呼ばれて莉子の方をむくと

なぜか莉子は涙目で。




「なに?」

「流星はなんであたしにキスとかするの?」



何を言われるのかと思いきやキスのこと。



「は?」

「流星は遊びでこんなことしてるのかも

 しんないけど、あたしはいつもいつも

 流星にキスとかされるだけでドキドキ

 しちゃってるの!されるたびにあたしは

 流星のことを好きになってしまう。

 もうこんなことしないで!」

「お前、俺のこと好きなの?」

「大嫌い」



なんなんだよこいつ。

意味わかんねーし。


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