いちごのような甘い恋。





「もう、いい!自分でなんとかするもん!」



そう言ってあたしはクルッとあいつと別方向を向き

歩き出した。



「裏庭」

「え?」



あいつが何か言ったから、振り返ってみた。



「だーかーら、ここ。裏庭だってば。」

「え、裏庭!?なんであたし裏庭に…」



そう言うとあいつは笑った。



「やっぱ、バカじゃん。」



そう言いながら、笑ってるあいつ。

< 6 / 54 >

この作品をシェア

pagetop